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累(かさね)第6巻51話「独白」 それは物と化した丹沢ニナの記憶  ネタバレ有り [ネタバレ感想]

【ネタバレ注意】あらすじネタバレ
有りますので、ご注意ください。


◆累 第6巻51話「独白」◆


51話はニナ自身の記憶からの独白です。


「ニナ、いい加減に目を覚まして」


暗闇の中自分を呼ぶ声が聞こえる。


その声に応えようとするニナだが、
声が出ない。目も開かない。

体のどこにも力が入らない。


そしてニナは自分を呼ぶ声が累であるこ
とを思い出し、そして何故自分今のよう
な寝たきりの状態になったのかを思い出
したのです。

あの日、屋上から飛び降りたニナは死ぬ
ことすらできず、中途半端に生き延びて
しまったことを知ったのです。


累はニナに代わり、丹沢ニナとして舞台
で活躍していたのです。


そして、ニナには死よりも空虚な牢獄の
日々が待っていたのでした。


腕をのばそうと、声をあげようとしたが
、ニナの体はニナの意志に応えず沈黙し
た。


最初は懺悔の気持ちを言葉で表していた
累でしたが、ある日から一言もニナには
話かけなくなり、目を覚ましさえすれば
分かり合えたかもしれないというニナの
わずかな希望も消え失せていきました。



ニナはいつからか、死にあこがれ、死を
夢想し、死を信仰するようになっていき
ます。




そんなある日、羽生田でも累でもない誰
かがニナの部屋を訪れます。



その者は自分の名前呼び母親のことも知
っている。

「あなたは私を救うために現れた
 死神・・・・?」


ニナの「殺して」という願いに戸惑いな
がらも決意してくれたことに感謝して、
ニナは野菊が自分の顔に押さえつけた枕
で息を引き取るのでした。




◆第51話を読んでの感想◆


51話は、はっきりとした意識のあるニナ
の独白の章です。


自分自身意識ははっきりしているのに、
誰ともコミュニケーションが取れない。


そんなニナの孤独感、絶望感がやがて
死にたいという思いを強く持たせること
になります。


野菊がニナの前に現れた時、何ら躊躇も
無しに「殺して」と訴えた、ただそれだ
けが唯一の選択肢であるかのごとく、他
には一切選択肢がないと断言できるぐら
いニナの意識ははっきりとしていたので
すね。



「累」は物語の性質上、どうしてもその
根底に流れるのは「悲しみ」というテー
マであって、登場人物がどれだけ不幸の
どん底に追い込まれるのかというところ
が、ある意味読者に読まれる人気の秘密
なのでしょうね。



それにしてもニナは不幸だったとして、
一方の累は幸せだったのでしょうか?


確かに一時は幸せな気持ち、幸福感に包
まれることも、幸せの味を噛みしめるこ
ともできたでしょうが....


それも一時のこと。


やがて破たんが待ち受けているのが判っ
ている儚さ。


読んでて何だか苦しくなってきましたww


時々松浦だるま先生を”ドS”か?と思
ってしまう今日この頃です。



累(かさね)第6巻51話「独白」
それは物と化した丹沢ニナの記憶
ネタバレ感想でした。


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