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累(かさね)第6巻49話「白い記憶」 誰かの記憶に残る美しい自分こそが本物 なのか! ネタバレ有り [ネタバレ感想]

【ネタバレ注意】あらすじネタバレ
有りますので、ご注意ください。


◆累 第6巻49話「白い記憶」◆


ニナの言葉に驚く野菊。


せっかく会話ができる状態になったにも
関わらず、ニナの指が指し示したのは、
野菊が想像すらしていなかった言葉。


理由を尋ねる野菊に、ニナは答えます。

「にせものはいらない」というニナの言
葉に野菊は愕然とします。


自分が偽物だとでもいうのか?

野菊にはとても信じられません。

「悲しませるだけだから母親には知らせ
るな」と言うニナの言葉に、野菊は身動
きできず逃げだします。


天ヶ崎からニナの公演が週末から始まる
ことを聞いて、累の演じる舞台を見に行
こうと決意する野菊です。


累の研ぎ澄まされた演技、底知れぬ才能
を目の当たりにした野菊は、ニナの言葉
を理解しました。

ニナは偽物に劣る自分の姿を母親に知ら
れたくなかったのだと。



野菊は決意します。

「あなたの望みは私が叶えて上げる」

ニナにとっての本物とは、きれいなまま
で誰かの記憶に残ること.....

ニナの気持ちを理解した野菊は、涙を流
しながらもニナの顔にまくらを押し付け
るのでした。




◆第49話を読んでの感想◆


ニナにとって、閉ざされた寝室ベッド
の上で体を動かすこともできず、ただ寝
たきりの状態の自分こそが偽物であり、
舞台上で観衆から大喝采を浴びる演技を
見せる累の方が本物であると思うように
なっていたのですね。


誰かの記憶に残るであろう、綺麗なまま
のニナこそが本物の自分であって欲しい
というように。


自分(ニナ)が自分(ニナを演じる累)
を既に超えられないものになってしまっ
たニナにとって、偽物に劣る自分こそが
偽物だと。


偽物なのにまるで本物になったかのよう
な演技を見せる累と、本物なのにまるで
偽物であるかのように自分を思うニナ。


この時点で、私にはもはや本物とか偽物
とかの意味が分からなくなってきてしま
いました。


本物の定義って一体なんでしょうか?


舞台上で名演技を見せる累は偽物ですが
その演技自体は本物です。


寝室のベッドの上で、眠り続けるニナは
本物ですが、人々の記憶からすれば寝て
いるニナの方が偽物なのか?


松浦だるま先生の「累」は見ようによっ
ては口紅で相手の顔を奪う怪談物語です
が、それだけにとどまらず、主人公や登
場人物の微妙な心の変化が見事に描いて
いて、読んでいて飽きません。


さすがこれぞ松浦ワールドとうならせる
ものがありますね。

ますます次なる展開が楽しみになってき
ましたよ。


累(かさね)第6巻49話「白い記憶」
誰かの記憶に残る美しい自分こそが本物
なのか!ネタバレ感想でした。



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