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累(かさね)第6巻46話「ガラスの動物園」野菊似のローラ演じるニナになった累? ネタバレ有り [ネタバレ感想]


【ネタバレ注意】あらすじネタバレ
有りますので、ご注意ください。


◆累 第6巻46話「ガラスの動物園」◆


舞台「ガラスの動物園」での累は主人公
トムの姉、ローラの役を演じます。

舞台が終わった後の照明の落された暗黒
の世界をきらい、光の中の虚構の世界を
愛する累。

「ガラスの動物園」は主人公トムの回想
する世界で描かれています。
華々しかった過去の思い出にすがって生
きるトムの母親アマンダ。

追いたい夢は有りながら、日々の労働に
追われる文学青年のトム。

脚を悪くして自信を無くしひきこもり、
幻想の中にのみ生きるようになった姉の
ローラ。

1930年代のセントルイスの裏町で寄り添
って暮らす3人の生活をトムの追憶とし
て描いた作品。



累は自分が演じるローラを野菊と重ね合
わせて見てしまいます。


いつもどこか寂しそうで胸に暗いものを
抱えている野菊を、まるで現実に追われ
幻想に惹かれるローラのようだと。


今まで、美しい者を見れば妬み、羨み、
欲しがったはず自分が、その奇跡的な美
しさにただ純粋に感動していた。


心までも美しく透き通るあなたに今日の
自分を見ていて欲しい。

人を欺き利用して生き醜い女は舞台では
心までも消滅する。

ただ純粋に真っ直ぐに、女優として生き
る私を見ていて....野菊。




◆第46話を読んでの感想◆


ローラ役を演じる累は過去の自分がどれ
だけ醜く、卑屈な人間だったか、どれだ
け美しいものを憎み、妬み、欲しがった
かということを忘れてしまっているかの
ようです。

純粋に美しいものを美しいと思うように
心が変ってきています。


もはや累は丹沢ニナの顔を奪った自分の
本性までもが美しいものに変わったかの
ようです。

物語としての「累」の難しさ、面白さは
この主人公の心の変化、複雑さにかなり
のウエイトがあるような気がします。

「累」を読むうちに、全て判って読んで
いるこちらまで累は最初から美しく、類
まれなる演技力を持つ大女優ではないか
と錯覚してしまっています。


ここには大きな落とし穴が待ち構えてい
るとも知らずに。


この物語は、「累も野菊も好きなので、
なんかハッピーエンドで終わればいいよ
ねえ」なんて訳にはまりません。


「累」は絶対にハッピーエンドになる筈
の無い最初から残酷な物語なのです。


読んでいるといつしかそのことを忘れて
しまうおころが「累」の面白さなのかも
知れませんね。


そして、やがてやって来る全ての幸せの
破滅とその先にあるどんでん返しを楽し
むために読む進むことをやめられない。


実に麻薬みたいな漫画です。



累(かさね)第6巻46話「ガラスの動物園」
野菊似のローラ演じるニナになった累?
ネタバレ感想でした。



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