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累(かさね)第6巻45話「扉」ついに開け放たれました! ネタバレ有り [ネタバレ感想]

【ネタバレ注意】あらすじネタバレ
有りますので、ご注意ください。


◆累 第6巻45話「扉」◆


野菊は、丹沢ニナの母親と会って話を
することが楽しみになっていました。


それはまるで親子の関係のように。


母を奪われた娘と、娘を奪われた母との
関係は、自然とお互いに足りないものを
補い合うかのように惹かれて行きます。
娘のニナに会うことを怖がる母親。


本当の娘を引き合わせたいと野菊は心に
誓ったのでした。

「お嬢さんと きっとまた・・・・
 お会いできるようになります。」

「ほんとうのかたちで」



一方その頃、累は自分を尾行し監視して
いる天ヶ崎と偶然の出会いを迎えていま
した。


累は無意識のうちに醜いものを蔑んで、
天ヶ崎の差し出した手から自分が落した
手袋を受け取ることに躊躇します。


かつての自分がいた側の、姿形の醜い者
を蔑んでいる自分に気がつきハッとした
累です。



ニナの部屋のカギを手に入れた野菊は、
累のいないスキを狙って、部屋に上がり
ます。


舞台の開演前のカーテンの後ろで、累は
1週間ぶりの野菊からのメールで観客席
から演技を見てくれているはずの野菊の
控えめな笑顔を思い出していたのです。




◆第45話を読んでの感想◆


やっと「累」が帰ってきました。

7月23日発売の「累」第6巻を早速手に
入れ、一気に読破してしまいました。


第45話では、娘を奪われた丹沢ニナの母親
と打ち解けていく内に、自分の母親をも奪
った、あの口紅に対する憎悪の気持ちが、
大きくなっていったのです。

野菊の、あんなに仲がよかった累への友情
は、今や母の身に起きた残酷な仕打ちへの
復讐へと変わっていたのです


野菊は、その優しい気持ちからニナの母親
の気持ちを察し、真実を打ち明けることに
躊躇してしまいます。

この残酷な真実を、どう伝えることができ
るというのでしょうか。


ほんとうのかたちで娘とあうことができる
と母親に約束する野菊は、そのことを実現
する為に、何かしらの手がかりをつかもう
と必死になるのです。



一方の累は、野菊のそんな気持ちの変化に
は全く気がついていません。

久々の野菊からのメールをただただ嬉しく
思うだけ。


そして累は、自分の心の中に、醜いものを
蔑む気持ちが生まれているのに気がついて
ハッとするあたり、何か複雑な気持ちにな
ります。


そこには、もともと醜かった自分のことは
すっかり忘れている累がいたのでした。


美しさという力を持ってしまった今の自分
は過去の醜かった自分を蔑んでいる。


累の心の中では、美しいものへの憧れでは
なく、醜いものへの憎悪の気持ちが大きく
なっていたことがわかります。


ニナの母親の気持ちになんとか答えようと
する野菊と、ますます美しいものへの執着
を強める累。

最初は過酷な運命を背負わされた累を応援
していたはずの私ですが、次第に、自分が
どちらを応援しているのかわからなくなり
ました。


「累」第6巻では、類まれな美貌をもった、
二人の女が織り成す憧れと憎悪とが複雑に
絡み合い始めて、ますます面白くなってき
ましたね。



累(かさね)第6巻45話「扉」
ついに開け放たれました!
ネタバレ感想でした。



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